――― ――――― ――――――― 海から帰ってから 今までのようにさくらと気軽に話せない日々が続いた 俺にとって生まれて初めての告白だった さくらが先輩のことを忘れるまで待つと言った手前、自分からは誘えない 毎日のようにやり取りしていたメールもあれから来ない さくらは大丈夫やろか… 俺の気持ちをぶつけてしまったから余計に苦しくなってるんちゃうやろか 心配だけどどうすることも出来ないでいた