私は泣くだけ泣いて持っていたハンドタオルで顔を拭いた





「さくら…落ち着いた?」





竜二が車をコンビニの駐車場に停めた





「さくら。トイレ大丈夫か?」





私は車から降りてお手洗いへ行った





鏡で顔を見たらやっぱりぐちゃぐちゃで




でも泣くだけ泣いて自分が思っていたよりも鏡にはさっぱりした顔の私がそこにいた