「な、なにっお父さんっ」

私はお父さんの方に目をむけた。

そのときー…

「久しぶり。
婚約者の健です。
夏衣様を全力でお守りします。」

「え…??」


私は状況が理解できないまま立ち尽くす。


「…夏衣様は私のフィアンセでございます。」


…あ、ありがとう…


…………じゃなくてーっ!!!



「お父さんっ何よこれっ」