「やっぱり、人気者は人気者ですな~」

私と亜矢乃は、教室の窓から外を覗いていた

まだ、聖人は女子に囲まれていた



「桃恵、告白しないの??」

「しないよっ。したって、結果は分かっているし・・・」

「すぐに、自分で答えを決めないの!」

「だってさ・・・」

ムニッ

両方のほっぺを亜矢乃に、軽く引っ張られた

「ひひゃい(いたい)」

私がそういうと、頬から手を離してくれた

「弱気にならないの!!」

「だって・・・」

「返事は??」

「はっ、はい・・・」

「よしっ!!頑張れ桃恵!!私は、見方だから☆」

「ありがとう」


亜矢乃は、最高の親友だと思った