次々と名前が呼ばれ、皆立ち上がっている。

「B組、若宮怜!」
「はい」
「以上。B組、40名」

「ではC組です。」

きちゃったよ…

「C組、浅田優斗!」
「はい!」

ガタッ

優斗は立ち上がった。

「C組、大橋香矢!」

ああ!どーにでもなれ!

「はい!!ぁ…」

声がひっくり返った。
体育館が笑いに包まれた。
「お前ウケるな!」

優斗にも笑われ、私は有名人になった。