携帯の画面には、珍しい人の名前。うちのクラス委員長、有坂くんからの電話だった。
「…はーい?有坂くん?」
“高梨…ちょっと部屋出てきてくんない?ロビーで待ってる”
「…う、うん」
あたしが返事をするとすぐに、電話は切れた。
「絢音、ちょっとロビーに行って来るね?有坂くんから呼び出されたから…」
「えっ?有坂くん?なんで?」
「あたしもわかんない」
「ミミちゃん告白されるんじゃないの?修学旅行とかって告白する人多いじゃん?」
「まさか…ないっしょ。行ってくんねー!」
――…バタンッ
絢音を部屋に残して、有坂くんの待つロビーに向かった。
何だろう……?委員長の有坂くんから呼び出されるなんて…
何か悪いことしたっけ?
こっそりお土産買ったのバレちゃったのかな…
怒られんの?
ちょーやだ……
「…はーい?有坂くん?」
“高梨…ちょっと部屋出てきてくんない?ロビーで待ってる”
「…う、うん」
あたしが返事をするとすぐに、電話は切れた。
「絢音、ちょっとロビーに行って来るね?有坂くんから呼び出されたから…」
「えっ?有坂くん?なんで?」
「あたしもわかんない」
「ミミちゃん告白されるんじゃないの?修学旅行とかって告白する人多いじゃん?」
「まさか…ないっしょ。行ってくんねー!」
――…バタンッ
絢音を部屋に残して、有坂くんの待つロビーに向かった。
何だろう……?委員長の有坂くんから呼び出されるなんて…
何か悪いことしたっけ?
こっそりお土産買ったのバレちゃったのかな…
怒られんの?
ちょーやだ……