…がーん!!
「せ、つ…っ?」
刹は、誰か綺麗な女の人と話してる。
「~~~~ッッ」
怒りがこみ上げてくる…。
それと同時に、涙も。
刹にとっては違ったんだ。
私を置いてまで全速力で走っていった刹。
…私より、その女の人が大切だったみたい。
刹とはクラスが違うから(今年初めて違うクラスになった)
いつも15分間ココで話してた。
私しか話さなかったけど、ニコニコしながら
聞いてくれる刹がダイスキだったんだけど。
本当はつまんなかったんだよね?
あー、もう嫌い。
こんなマイナス思考な私、嫌い!
私はブンブンと頭を振り、気合を入れなおした。
今日は、教室にもう行こう。
私は上履きに履き替え、―辛かったけど―刹と女の人の横を通り過ぎた。
「はっ!?紫菜?!」
刹が呼ぶ声が聞こえる。
ぜぇったい、振り向くもんか!!
「おっはよー♪紫菜!」
「莉月(りつき)ちゃん!おはようっ」
彼女は、莉月ちゃん。
私の大親友。
「今日は速かったんだね?」
首を傾げてたずねる姿が可愛い。
「うん!ちょっと、どっかの馬鹿が浮気しちゃってさ~」
本当は泣きそう。
でも、ここではなきたくない。
~~~ッ!
刹なんかには負けないもんっ
「えぇ?刹くんがぁ!?」
何でそんなに驚くかなぁ?
「せ、つ…っ?」
刹は、誰か綺麗な女の人と話してる。
「~~~~ッッ」
怒りがこみ上げてくる…。
それと同時に、涙も。
刹にとっては違ったんだ。
私を置いてまで全速力で走っていった刹。
…私より、その女の人が大切だったみたい。
刹とはクラスが違うから(今年初めて違うクラスになった)
いつも15分間ココで話してた。
私しか話さなかったけど、ニコニコしながら
聞いてくれる刹がダイスキだったんだけど。
本当はつまんなかったんだよね?
あー、もう嫌い。
こんなマイナス思考な私、嫌い!
私はブンブンと頭を振り、気合を入れなおした。
今日は、教室にもう行こう。
私は上履きに履き替え、―辛かったけど―刹と女の人の横を通り過ぎた。
「はっ!?紫菜?!」
刹が呼ぶ声が聞こえる。
ぜぇったい、振り向くもんか!!
「おっはよー♪紫菜!」
「莉月(りつき)ちゃん!おはようっ」
彼女は、莉月ちゃん。
私の大親友。
「今日は速かったんだね?」
首を傾げてたずねる姿が可愛い。
「うん!ちょっと、どっかの馬鹿が浮気しちゃってさ~」
本当は泣きそう。
でも、ここではなきたくない。
~~~ッ!
刹なんかには負けないもんっ
「えぇ?刹くんがぁ!?」
何でそんなに驚くかなぁ?