『は??へ???

って、、、お前かよ、、、』


まじ焦りすぎだろ。


「寝てんなよ!!」

『だって東子寝ちゃうからさ〜』

東子は隣で寝ていた春樹が起きてもびくともしない。
春樹の肩にもたれてぐっすりだ。


『てか、お前結局どうなったの?』


俺はいきさつを話した。




『ふ〜ん、、、まぁそれが1番かもな。
中途半端なんてぜってえやだし!』


なんだか春樹が大人に見えた。

多分気のせいだけど。


ふと時計を見ると7時をさしていた。

「うわっ、、、もうこんな時間かよ〜」

『ほら!東子!!』

春樹が東子を揺らす。
が全然起きない。

本音を言うと俺達は東子を起こしたくない。
寝起きがめちゃめちゃ悪いからだ。
俺達が被害にあった回数はきっと、、、
数え切れないと思う。


「どうする?」

『うーん、、、
俺の部屋に運ぼっかな♪』

春樹は嬉しそうに言った。


「まじで、、?」

『安心しろよ。何もしねえから。』


そう言って春樹は東子をおんぶして2階へ上がっていった。