『シュン見るのまじうける。』

「うっせ!!」

『だって千里の時だけちょー優しいもん。』

「うそ?」

『あんたにうそついてどうすんの?』

「態度違うってことだろ?」

『そう。あのままじゃみんなに気付かれちゃうよ。』

「だからといってお前と同じようにはできねぇよ。」

『んなこと分かってるよ。
でもあたしのようにはならないでね。』


東子は泣きそうな笑顔をして女子の方へ戻っていった。



“あたしのようにはならないでね”

もう3年も前のことなのにまだあいつ引きずってんのかよ・・・


東子の方を見ると一緒にいる千里ちゃんが気付いて微笑んできた。

俺も平然を装って笑顔をかえす。


今日はいい日だ!!!!