「ねぇ、シュンが千里と先帰るって。
さっきメール来てたからもう千里ん家くらいかな?」

するとシュンは少し怒った顔をした。


『携帯見たの?』

「だってもう帰るでしょ?
なら連絡とらなきゃ。」


ハルは納得したみたいだった。

『じゃあ俺らも帰るか!』




帰りの電車でずっと気になっていたことを言った。

「あのさ、、、2つ質問していい?」

『ん?』

「シュン達の心配しないの?」

『心配してるよ。春哉に電話したけど出ねぇんだもん。』

ハルは怪訝そうな顔で言った。


「そっか、、ならいいや。」

『2つ目は?』

「いつストラップくれる?」


『今ほしいの?じゃあ携帯貸して。』


あたしはハルに携帯を手渡した。

『ん。』

ハルからハルの携帯とストラップが渡された。


『つけて。』