「まじかよ、、、」

『まぁ2人きりにしてあげようよ。
あたしたちも楽しも!』

入場券を買って中に入る。
最初は熱帯魚などカラフルな魚がたくさんいた。


『すごーい!!』

千里ちゃんは水槽の近くで目をキラキラさせている。

「もうすぐイルカショー始まるみたいだからそっち先に観に行こうよ。」

そう言うと千里ちゃんがこっちを向いてニコッと笑った。


『賛成!あたし観たかったんだ〜♪』


しばらく歩いて巨大プールに行くともうほとんど満席だった。

やっぱり春休みだしな。

「どの辺ならいいかな、、、」

『あっ!あの真ん中らへんにしようよ!!』

千里ちゃんが指差した先はちょうどど真ん中らへんだった。

移動して座るとちょうどショーが始まった。