『春哉〜!!』

クラスのやつらに呼ばれたのでそっちに行った。


『お前最近根元さんとよく喋るな〜』

「まあ・・・」

『東子はどうなんだよ?』

「はあ?!」


友達がにやにやしながら言う。

『お前らさっき何やってたの〜?』
『腕なんか掴んじゃって♪』

「別になんもねぇよ。」

『ほんとかよ〜』


なんとなく東子の言ってたことがわかった気がする。

「東子はただの友達だって!」

『ふ〜ん・・・』

みんなはまだにやにやしている。

「好きな人いるし!!」

『誰だよ?』

「まぁ・・・今度話すよ。」


ちょうどいいタイミングでチャイムがなった。