私達に・・・・・迷惑?


春野詩織・・・17歳


花桜私立、花桜高等学校。


秋の肌寒い頃。


新しいキセキが・・・・・


待っているとも知らずに・・・。


「何で、あんな事聞いたの?」


「あんな事って?」


「ヤル気が無いのはどうして?とか」


そりゃぁ~私の気持ちなんか誰も


・・・・分かってくれないだろう。


考えている事なんて・・・。


「私は、詩織の気持ち分かるよ?


先生のヤル気の無さとか・・。」


(((え?)))


心の中で嬉しがってた自分が


いただろう。


自分と同じ考えの人が、居てくれる


だけで・・・こんなにもこんなにも


嬉しいなんて・・・・。


「幸せについて・・考えた事ある?」


私は、恐る恐る聞いてみた。


「幸せねぇ~無いなぁ。」


「じゃぁ~幸せって何だと思う?」