次の日学校へ行くと、やっぱり美穂の姿はなくて一人で取り残されたような気分だった。「美穂どうしたの?」優子が聞いてきたので、私は電話の様子を伝えた。先生はホームルームの時間に、美穂が肺の病気で入院していること、登校するのは早くても2週間後だろうということを告げた。