残りの者は彼女の思念を増幅する役割
となる。


イーグルは、彼女の思念を受けて其れ
をそう服するべく、思念にシンクロし
てそれを増幅するべく誠心を集中した。


すると、ふっと、視界が開けた様な気
がした、見える。何かが見える。


ただぼんやりとして、それが何で有る
のかは全く想像が付かない。そして、
それは、段々と焦点が有って行く。


「何だろう…」


イーグルの正直な感想だった。


確かに焦点が有って居るのだが、それ
は見た事が無かった物だった。


「あなたは、誰ですか…」