だから、彼等は、心の底から此れを楽
しむ。


ひょっとしたら、次の厳しい時代に、
命を落とすかも知れない。


之は自分へのエールでも有ると同時に
他の者達へのエールでも有る祭りなのだ。


「命がけの、祭り…か。いや、これから
訪れる厳しい時代への決意か…。」


イーグルは思った。


全員が無事に厳しい時代を生き延びる事を。

再び祭りを迎えられる事を。