「僕等は太陽に認められた者たちだよ」


「太陽に?」


「そうさ、太陽が全ての人々に平等に
恵みを与えてくれる。」


イーグルは少し不思議に思って言った。


「君達は太陽が照らす面に住んでいるね?」


「そうだ、僕達は太陽が照らす面に住んで
いるけど、それが…?」


「影の面には誰か住んで居ないのかい?」


「勿論影の面にも声明は居る」


「誰か住んでいるんだね?その彼等はどん
な暮らしをして居るんだい?」


その星の住人は少し考えた。


「影の面は実は良く分らない。今の処、地
図も無いんだ。確かに誰か住んでは居るけ
ど、噂によれば眼を持たない人種らしい」