宇宙空間は冷たく、闇が広がっている。


目に見える星は恒星のみ、惑星はよほ
ど近いか反射率が高くないと肉眼で見
る事は出来ない。


しかし、そんな冷たい空間に熱い思い
の星が浮かんでいた。


イーグルは彼等とコンタクトした時、
炎に触れた様な気がした。彼等は常に
未来を見詰めて居る。


そして、必ず実現出来るとも。


「なんだい、地球人は諦めてしまった
のか?」


「いや、諦めちゃいない。それが証拠
に僕が宇宙の探査をしているじゃ無い
か」


「でも、自力で、自分達の力だけで宇
宙に乗り出す事はしてないんだろう?」