「その通りです。地球人類は全ての知
恵を出し切りました。そして、希望を
他の星の文明に求めるのは地球の総意
です。」


そう答えては見たが、イーグルの心に
は色々な言い訳が浮かんで、つい口に
出しそうにも成った。


「君は君地震の本心を我々に伝えてな
いね?」


「え…?」


イーグルは図星を突かれて言葉を失っ
た。


「地球人はもう少しだけ自分達の知恵
を使って見る気は無いのかい?」


「…それは」


「宇宙に語りかける力があるのならも
う少し自分達で考えて見たら…」


「分かりました、そう報告してみます」
イーグルは意味も無く自分が恥ずかし
くなった。