「もし、あなたの子供が都会に生きた
いと言ったら貴方はどうするの?」


「もちろん、反対はしないけど、その
後は凄く寂しい暮らしをする事に成る
でしょうね。」


イーグルはその言葉を聞いて暫く躊躇
してから


「もし、僕が貴方の子供に成りたいと
言ったら、貴方はどうしますか?」


彼女は少しも躊躇う事無く答えた。


「私は、私を頼ってくれる人が居るの
なら、全く躊躇わないわ。それが、た
とえ他の星の人で有っても。」


イーグルはその言葉を聞いて本当に救
われた様な気持に成った。


自分の様な者でも受け入れてくれよう
とする生命が、宇宙には存在する事を。
それだけで分かっただけでも、レーダ
ースに成った自分を誇れる様に感じた。