卒業式の日

私は久しぶりに学校に行った

やっぱ卒業式だけは出ないといけない気がしたから

時間ギリギリに学校に着いた私は

教室に上がる時間もなく


皆が待機している体育館の外に直接向かった


「さき?」

「あー小田。久しぶり」

「何か、変わったね」

「そう?」

「うん」



小田‥あんたには感謝してるんだよ

ありがとう





【卒業生の入場です】



その言葉とともにゾロゾロと卒業生が入場をした


私は怠そうに入場していた


するとある人と目があった




私は言葉を失った


約束を思い出し

ここ何ヶ月か自分がしてきた事に始めて後悔した