幸せな時間を過ごしていたら
貴方の一言で私は何も言えなくなった
『てかこんな時に言うのもあれだけど、前にさーお前大谷と二人でいなかった?』
「…あっ…」
『何で?よりによって何で大谷な訳?』
「あの日は…たまたま門で…」
『バッタリ会ったんだ?』
見られてたんだ…
「ゴメン…」
『俺その日連絡するって言ったよね?連絡したら電源入ってないし』
「…ゴメンなさい…」
『まあ、今回はもう過ぎた事だし、しょーがないけど次から気をつけろよ?』
「はい…」
『よしっ!!帰るか?』
「うん」
『んじゃ先車行ってて』
そう言われ車の前で待っている間佐々木からもらった指輪を眺めていた
『見つめ過ぎだって(笑)』
「あっ…だって嬉しかったんじゃもん」
『ガキ(笑)』
「ジジイ(笑)」
『分かったから早く車乗れ。寒いしこんな所誰かに見られたらどーすんだよ』
「じゃー車の所で待っとけって言うな(笑)」
『そりゃそーだ!!すいません』
「分かればいいよ(笑)」
『偉そうにしやがって』
「(・∀・)」
『何?』
「何でもない(笑)」
それだけ言うと先に車に乗った