「明日香さん。お腹すきませんか?」





ひとしきり泣いた明日香に沖田が聞いた。





「空いた・・・。いっぱい泣いたからかな・・・?」





明日香はそう言うと「へへ」と笑った。







「おかゆ食べますか?」





「あっ食べます!」





明日香がそう言うと沖田はおかゆの入った土鍋の蓋を開けて明日香のお茶碗におかゆを入れた。





「はい。明日香さん口あけて。」





「えっ!?一人で食べれますよ!!」





「さっきいっぱい甘えさせてあげるって言ったでしょう?だからはい!あーん。」







ぱくっ・・・・・




明日香は仕方なくおかゆを食べさせてもらった。




「どうですか?」



「おいしいです・・・・。」