「ちょっと怖い夢を見ただけです・・・。すいません起こしてしまって。」






「いえ、大丈夫ですか?すごい汗ですけど・・・」




沖田は心配そうに明日香を見た。





「えぇ、大丈夫です。それより沖田さんは先に寝てください。明日も早いんだから・・・。」





「大丈夫ですよ。それよりどんな夢を見たんです?」







「・・・・・・もう寝ましょう?」






私はそう言って話を誤魔化した。






「・・・・・・わかりました」






沖田はそれを察してくれてそれ以上は聞こうとしなかった。