「おいっ!明日香」




夕食の時間土方に呼ばれた。





「なんですか?今忙しいんですけど・・・。」





「おい明日香おめぇ剣術の心得があるみたいだな。しかも1度試合っただけであそこまで的確にアイツの欠点を全て言い当てられるなんて剣術の心得がない訳がねぇ。」





「えぇまぁ家の祖父が剣術の師範をやっている人ですから護身術にちょっとだけやっていました。」






「土方さん!この人先日原田さんとも試合って原田さん一瞬でやられちゃったんですよ!」





と沖田がいきなり横から口を挟む。






「そうか・・・。明日香近藤さんと話したんだがお前新入隊士の剣術を少しの間だけみてはくれねぇか?」






「えぇ!!なんで!」




「お願いします。明日香さん」





にこっ・・・・・沖田さんが微笑んだ。





「~~~っわかりました」