沖田さんはそう言うと立ち止まり哀しそうな顔をした。





前には明るい光が見える。






「そっか・・・ここからは1人で大丈夫だよ!沖田さん・・・最後に聞いていい?」







「何ですか?」






「沖田さんは私と出会って幸せだった?」







私がそう聞くと沖田さんは私の体を抱き締め






「とても幸せでした。」






そう言って微笑んだ。






「そっか・・・良かった。」






私はそう言って微笑み沖田さんの顔を見た。すると沖田さんはとても穏やかな顔をしていた。






「じゃあ、行くね・・・?」





私がそう言って歩き出そうとすると