私が部屋に入ると左之助と綺麗な女の人がいた。





「沖田さん・・・。」







私は沖田さんの着物の裾をちょっとだけ引っ張った。







「あぁ、あれは姉のみつですよ。紹介しますね。みつ姉さんちょっと・・・」







沖田さんが呼ぶとおみつさんは立ち上がりこちらにやって来た。






「こちら文に書いた私の妻の明日香です。」






「あっ!明日香といいます。」







私がそう言って頭を下げるとおみつさんがいきなり







「かわい~」と言って抱きついてきた。







「わっ!」






「どうし様も無い子だけど総司の事宜しくね!」



と言って私の肩をバシッと軽く叩いた。