「明日香君、総司の事宜しく頼むよ。」




近藤さんは涙を流しながらそう言って私の方を見た。




「はい。」




私はそう言って近藤さんを真っ直ぐ見た。





「幸せじゃねぇ。なんて言ったら即切腹だからな。」






土方さんはそう言って軽く私を睨んだ。





「嫌だな！沖田さんがいればどんな所だって幸せですよ！」






私はそう言って土方さんに微笑んで沖田さんを見た。沖田さんも私もですよ。と言って微笑んだ。







「あ～あ、ここはいつまでも仲が良いよなァ～羨ましいぜ。こんな綺麗な嫁さんでよォー！」






いつの間にか左之助と永倉さん、藤堂さんそれにおまさちゃんが私たちを取り囲んでいた。





「左之助にはおまさちゃんと言うかわいいお嫁さんがいるでしょ。僕なんて恋人も居ないのに・・・。おまさちゃん本当にコイツでよかったの？」






そう言っておまさちゃんを見た。



「よかったに決まってるじゃねぇか！失礼な事言うなよ！なァ？おまさ？」




そう言って左之助はおまさちゃんを見た。




「う～ん・・・」



「そこは即答してくれよォ～おまさァ～」




そんな左之助をみんなで大笑いした。