俺の名前は土方歳三。泣く子も黙る新撰組の鬼の副長だ。




昨日の昼俺が屯所の外に出ると近くで人だまりが出来ていた。




一体なんだ?



俺は不審に思い人だまりに近ずいてみた。




「おい一体何があったんだ?」




俺は近くに居た女に聞いた。



「へぇ、何や人が倒れてはるんどす。」



俺は女が指差した方に目をやった。そこには見た事のない着物を着た女が横たわっていた。




「何だ?この着物・・・」




取りあえず俺はその女を抱き上げて屯所に戻った。