「ほんとだ・・・本物の土方さんそっくりだ・・・。」




左之助も相当驚いている様だ。




「だってそれ本物の土方歳三だもん。」




私がそう言うと土方さんが怒り出した。




「俺はここにいる!!コイツは偽者だ!!」




「落ち着いて!これは写真だよ?」



「写真??なんだそれ?」



土方さんはそう言って私に聞いてきた。



「あぁ・・・そっかこの時代では写真じゃなかったんだ。えっと・・・・あっ!!ポトガラヒーは知っている?」




私は土方さんに聞いた。




「あぁそれなら知っている。あの写ると寿命がまちじまるってやつだろう?」




「そう。それであなたがポトガラヒーで取ったやつがこれ。あなたたち新撰組は私の時代では歴史上の人物なの。」



私がそう言うと土方さんは少し黙ってから



「この読み物少しの間借りるぞ。」



と言って左之助と部屋を出て行った。