「山南さん、食事をお持ちしました。」





私はそっと山南さんのいる部屋に入った。






「あぁ、明日香君ありがとう。」





山南さんは私に優しく微笑んで私の頭をそっと撫でた。






「明日香君・・・皆をよろしく頼むよ。そして総司と幸せになるんだよ。」






山南さん・・・





「・・・っはい・・・・」





私はそう言って急いで部屋を出た。





「明日香さん・・・。」







部屋をでるとそこには沖田さんがいた。






「おきっ・・・」





沖田さんはなにも言わず私を抱きしめた。