「う~・・・はい・・・」




そう言って明日香が顔を上げた瞬間沖田に唇を塞がれた。




「んっ・・・」




唇が離れると沖田は軽くふふっと笑った。





「明日香さんの唇熱いですね。」





「だってまだ完全に熱下がってないもん・・・。」




「ちょっと失礼します。」




そう言って沖田は明日香の額に自分の額をくっつけた。





「うーん・・・まだ結構高いですね・・・。明日香さんもうすぐ夕食の時間ですけど食べれますか?」





額を離して明日香の頭を撫でながら明日香に問いかけた。





「食べれると思います。」




「そうですか。じゃあ食堂に行きましょうか。」





「はい。」





そう言って2人は布団の中から出てふすまを開けた。