お見合いする所は和室だった。

着物じゃない・・・。
まぁいっか♪

「こちらでございます」

案内されてきた部屋は窓が大きくて
庭がまぁキレイだった
(家の方がキレイだ!)

柏蓮は座っていた。
「じゃぁ子供同士のほうがいいわね♪」

お母さんがそぉ言って私と柏蓮以外出て行った

・・・この空気はキライだ。

「庭キレイだな」

ビクッ

いきなり言われてビックリした
でも冷静になって答えてやる

「家の庭の方がキレイです」

もちろん柏蓮もビックリ
ここは普通
[キレイだよね~]
とか答えるんだろぅ。
でも前にも言ったように

私は普通じゃないのだよ!

「そっか」

とだけ言われてまたまた沈黙

やっぱ帰ろう!

「私、あなたと交際する気ないので帰ります」

私が立ち上がって帰ろうとすると
「まって!俺は交際する気あるから」

「おま あなたがあっても私はないの」

あぶなぃあぶなぃお前と言ってしまうトコだった

柏蓮の手を振り払った

私はコレでも空手をやっている
このくらい振り払える。

「じゃ♪さようなら~」

私は笑顔で言ってやった!

でもって学校に今からでも行こぅ!

もぉほぼ昼の時間だけど…

「おはよぉございます♪」

先生も何も言わない。
理事長パワーだ

自分の席を見ると・・・

「なんで・・・?」