そう言う優の顔は幼い子供みたいに可愛くて…

「‥ん」

ごそごそと暖かい布団の中に潜りこみ、優にぎゅうっと抱きついた


優の胸板に頭をくっ付けると規則正しく鳴り響く優の鼓動

頭の上からはスースーとかわいらしい寝息


優の体温、におい

わたしは付き合い始めたころのようにドクドクと心臓が高鳴って、だけど優の存在に安心して


怒ったり悲しんだり、
そんな感情はどこへやら



わたしはそっと目を閉じた