「いらね‥」

そう言われて、ぷうと膨らましていたほっぺも空気が抜ける

ひどいや‥
せっかく焼いたのに!

もう一人で食べちゃうんだから…

くるって体を反転して、テーブルのほうに戻る



‥‥‥つもりだった


「優っ!?」

なんと、優がわたしのウエストに腕を回し、行く手を阻むのだ


「……サキも寝よ」