あの事故から2週間が経った
私は、この2週間ずっと晴斗に会いに行った
最初は、晴斗も嫌々話してくれたけど段々慣れてきたのか一週間後には前のようにに話してくれるようになった
それでも、私のことは思い出してはくれなかった
晴斗が、今日から学校に来る
だから、私は気合を入れてお弁当を作ることにした
中身は晴斗の好きなものばっかり



―――学校―――

「愛莉!!
久しぶり
事故にあったって聞いたよ??
大丈夫なの??
晴斗君は??」

「優子ちゃん
私は大丈夫
晴斗が守ってくれたから...。」

優子ちゃんは、私の1番の友達
いつも、私のことをちゃんと分かってくれる

「それで、晴斗君は大丈夫だったの??」

「右腕の骨折と少し頭を打っただけで、命に別状はなかった」

「よかったじゃん!!」