「それまじですか!」


と亜蘭が叫ぶ。



「大マジ。」




そう言って朝陽は前へ出ると一華の頭をがしっと掴んだ。


「見てみろ、
このきめ細やかな白雪姫もビックリな白い肌、
チワワの様に相手もイチコロ!なうるる目、
スラリと伸びた手足!
どう見ても俺の妹だろうがー!」



掴まれた一華は心底うざそうである。



「いやいや、そんなこと言われても分かんないですって。」


かかんにも突っ込みをいれる成哉。





どちらも類希なる容姿に恵まれていて、確かに似ていると言えば似ている。