部屋に入って



二人してベッドに正座している状態



「目…真っ赤」



誰のせいよ!!



そう言いそうになってグッと堪えた



「誰のせいよって?」



「!?」



少し笑いながら私を見る



分かってるじゃない



分かってて



分かってるけど…



「そうやって、いつも私を見抜くから……私甘えてた…何でも分かってくれてるって…」



「うん」



「でも、ちゃんと言わなくちゃいけない言葉ってあるよね。欲しい言葉って…」