高校生活は何もかもが
初めてばっかりで毎日が
すっごく輝いてた


たまに廊下ですれ違ったり
する先輩達に見とれたり

新しい先生の噂したり

校内にある自販機に
感動しちゃったり



少なくとも入学して3週間

あたしはあの子の存在を
すっかり忘れてた



青い目の男の子を―