そう考えていた1月30日午前6時 学校から電話が来た。
「はぃ」
「お気の毒だったわね。あなたの気持ちよくわかるわ。ですがそこで立ち止まってちゃ何もできないのよ?だからこれは使命だと思って私からのお願いを聞いてくれないかしら?」

「・・・・・」
使命?何が。わけわかんない。
「あなたはそこで立ち止まってはいけないの!選ばれし者なのだから」
選ばれし者?私が?
「・・・・理解できないんですが」

「詳しい話は学校でするわ。とにかく来て頂戴。」

プッ ツー ツー ツー

切れた。。分けわかんない。選ばれた者って何が?
でも行けば犯人がわかっちゃったりするかなぁ。
進まなきゃ何もわかんないんだよね。
行ってみようかな。
多分、あれは校長先生からだよね。

「ん~。よしっ!行くか。」

太陽が昇り始め地面のコンクリートに光が
反射してまぶしいくらいの晴天になりそうだった。

背中に朝日を背負いながら私は進んだ。

----さぁ、学校へ。