from誠
止まらない涙。
ボロボロと流れていって
このまま、この気持ちも
流れればいい。
そう思ったとき、
海のような
空のようなタオルが頭にかけられた。
『・・・なに泣いてるんだよ』
ふゎっとした感触は国光のタオルだったんだ。
困ったような顔をしてあたしを見下ろしている。
何となくあげた顔は涙でボロボロ。
たぶん赤くなってるんだろうな・・・
急に恥ずかしくなって
立ち上がって前髪で顔を隠す。
・・・まぁ、
タオルで隠れてるし、
暗いからわからないと思うけど。
「別に・・・、なんで国光がここにいるんだよ。」
なんつーどうでもいい事を聞いてるんだ、 あたしはっ!
『なんでって残り練習だけどよ・・・』
困った顔してるよ、国光。
あたしのせいだ、ゴメン。
――――――――なんて考えてたら、
さっきの
あたしが泣かした
女の子の涙を思い出しちゃって
視界が水中に逆戻りした。
止まらない涙。
ボロボロと流れていって
このまま、この気持ちも
流れればいい。
そう思ったとき、
海のような
空のようなタオルが頭にかけられた。
『・・・なに泣いてるんだよ』
ふゎっとした感触は国光のタオルだったんだ。
困ったような顔をしてあたしを見下ろしている。
何となくあげた顔は涙でボロボロ。
たぶん赤くなってるんだろうな・・・
急に恥ずかしくなって
立ち上がって前髪で顔を隠す。
・・・まぁ、
タオルで隠れてるし、
暗いからわからないと思うけど。
「別に・・・、なんで国光がここにいるんだよ。」
なんつーどうでもいい事を聞いてるんだ、 あたしはっ!
『なんでって残り練習だけどよ・・・』
困った顔してるよ、国光。
あたしのせいだ、ゴメン。
――――――――なんて考えてたら、
さっきの
あたしが泣かした
女の子の涙を思い出しちゃって
視界が水中に逆戻りした。