そっかぁ、早坂爽かぁー……………………
って、ン!!?
「…アンタ、なんでいんの!!?」
私は飛び起きる。
ベッド脇に、予想どおり早坂爽が立っていた。
「おはようございますお嬢様」
「あぁ…おはようございます……じゃなくて!!何でいんのって!!!」
「お嬢様を起床させるのも執事の仕事ですから」
「……乙女の部屋に勝手に入るか?執事であろうとも」
「そんな男を執事にしたのはお嬢様ですよ?」
そう言って笑う早坂爽を見て、私の頭に昨日気を失った後のことがフラッシュバックした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…