爽は、物音をたてないように寮へと戻った。 現在、朝の8時。 休日だから、まだ美羽は寝ている時間だ。 カギを差し込み、部屋のドアを開ける。 しかし 「そーう?どこいってたのー?」 そこには、ニコニコと微笑む美羽。 予想外の登場に、爽はひきつった笑いを浮かべた。