ギュ


「!!!!!?////」


『はぁ~・・・
南流ちゃん可愛すぎ!!///』


そう言って、
あたしそっとキスをした・・・。


もちろん、あたしの顔は真っ赤・・・。
でも、夏架の顔のがもっと真っ赤だったから
なんだか優越感が感じられた・・・w


「あ!!
そ、そういえばチョコ!!」


その余韻を壊すように、あたしは
気がついたように声をあげた。
チラっと夏架の顔を見ると、
案の定、苦笑いしていた。


だ、だってしょうがないじゃん!!
この時のために、一応ちゃんと
チョコ作ってきたんだから!!
渡さなきゃ勿体無い・・・・・


「ない!!!!!!!?」


なんと、手に持っていたピンクの包みは
消えてなくなっていた・・・・
もう一度チラっと夏架に目を送ると・・・・
あははー・・・
ものすっごく悲しい顔をしていた・・・。
しかも、目に涙まで溜めて・・・。


「え、え~と;ごめ『はい!!』


あたしの言葉を被って、夏架が
あたしの胸の前に黄色い包みを押し付けてきた。


「え?」


もちろん、あたしはものすごく驚いた
顔をしてた・・・・と、思う。


『ん。///』


そう言いながら、また押し付けてきた。


「え?あ、あたしに??」


『南流以外誰がいんのさ///』