「・・・はぁ・・」

まじさ、この家で生きてく自信ねぇ・・


あんなアホな親父を持ったあたしって・・・・
なんて可哀そうなのだろうか。



なんて思ってるのもつかの間



「・・だから・・デカイって。」


よく見渡してみると

たぶん12~3畳はあろう大きさの部屋が
あたしの目の前に広がっていた。


そして・・・・



壁に1着の制服が掛けてあった。



「まさか・・これって・・さ?アノ学校の制服か?」



「アノ学校」とはもちろん“白虎高校”だ。



まじかよ・・・。


本気であんなとこに入学すんのか?あたし。



行きたくねぇよ。

激しく行きたくない。