「なー、あのミルクティーみたいな髪の色した子誰なんよ?」

真緒が言った。

「えーっとな…、里耶ちゃん?」

仲間の葉月が言った。

「尚狙いよんな。」

「あー、確かに。」

「でも里耶ゆう子可愛いわ…。」

真緒は憎そうに言った。

「可愛いなあ。」

「尚に手出したら…しばく」

「真緒ちんこっわ〜!」

「「あははははー!」」

女集団は盛り上がってた。

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「さーどこ行く?」

海斗が聞いた。

「楽しいとこ〜!」

由衣が言った。

「んなら、海行こか」

尚の言葉で決定した。



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「ばり綺麗!」

里耶は目を輝かせた。

「やろ?」

海斗が言った。

『♪♪♪♪♪』

尚の携帯が鳴った。

「ういっす。」

『あ、尚〜?』

受話器から聞こえてくる、真緒の声。

「なに?」

『会いたいねん…』

「今日は無理やわ。」

『真緒な、会いたい。』

「でも無理やから、んなばいばい。」

尚はすぐに電話を切った。

意外に冷たー!

まぁ真緒って奴に優しくされてもムカつくけど?(笑)