幼なじみやから、そんな風には見えへん。

「お前ら熱いねんや!
見せつけてくんなー(笑)」

和樹が嫌そうに言った。

「熱いやってさー!
京平あたしら熱いって☆」

「全然やのになぁ?」

それが熱いねん!(笑)

見せつけてくるなあ。

「おい!やめろやー」

聞きなれない声が聞こえた。

「誰あれ?」

和樹が言った。

「あっ!」

「里耶どうしたん?」

由衣が聞いた。

「あれ、今日見たかっこいー人やん!」

あれは間違いない!

「うっわ!ほんまや!」

駄菓子選んでる。

「里耶行ってき〜!」

「おー。」



「なあなあ!」

里耶が話しかけた。

「ん?」

こっち見た…やばい!

茶髪でメッシュ入ってて、

耳にピアスしとう。

ばりかっこいい!

「どこの学校なん?」

「翔中やでー。」

隣にいた人が答えた。

「ばり遠いやん!」

「そうやねん。」

「なんで来たん?」