「ごめんなさい。」

里耶は謝った。

「ん…えらいな?」

尚は里耶の頭を撫でた。

ドキドキする…

もー!そんなことせんとってーや…。

期待するやん!

「あほ…。」

「俺は天才!」

「あほぉ〜…!」

「何で泣きそうなん?!
俺…何かした?!」

「秘密やしっ!」

「教えろー!」

「いつかな?」

「はいはい(笑)」


━━━━━━

「カップルかよ!」

美那が叫んだ。

「何が?」

「里耶らカップルみたいなことしとーやん!」

「嘘やんっ!」

「うちも思う。」

由衣が言った。

「カップルちゃうけど(泣)」

「そろそろやな!」

由衣が言った。

「楽しみや楽しみ!」

美那まで言った。

「はー?何か教えろー!」

「秘密やー!」

何やねん!

気になるわ!

あいつらだけで秘密とかずるいわ!


『なぁ〜
何しとん?』

尚からメールや!!

『今は、語りっちしとう』

『何やそれ』

『女の子には欠かせんもんやで』

『そうなーん
邪魔してもたな』

『邪魔ちゃうっ』

『メールしとってええん?』

『するしっ』