「とりあえず、どうしたらいいのかな?」
登校途中、隣を歩く美波はそんなことを言った。
昨日の夜、徹夜まがいのことをした俺は、覚醒しきっていない頭で答えた。
「ふわぁ………で、何が?」
バシィ!
目覚まし、とばかりに美波の後ろ回し蹴りが俺の腰をとらえた。
いや、マジで痛い。
しゃれにならんくらい痛い。
こいつ、格闘技かなんかやってたのか?
俺は、ひりひり痛む腰を押さえながらそんなことを思った。
「だから、私はどうしたらいいのかって聞いてんの」
「どうしたらいいのかってお前…
何で俺がそんなこと…」
パキパキ、と拳を鳴らす美波。
てか、女の子がそんな物騒な音を鳴らさないでくれ。
登校途中、隣を歩く美波はそんなことを言った。
昨日の夜、徹夜まがいのことをした俺は、覚醒しきっていない頭で答えた。
「ふわぁ………で、何が?」
バシィ!
目覚まし、とばかりに美波の後ろ回し蹴りが俺の腰をとらえた。
いや、マジで痛い。
しゃれにならんくらい痛い。
こいつ、格闘技かなんかやってたのか?
俺は、ひりひり痛む腰を押さえながらそんなことを思った。
「だから、私はどうしたらいいのかって聞いてんの」
「どうしたらいいのかってお前…
何で俺がそんなこと…」
パキパキ、と拳を鳴らす美波。
てか、女の子がそんな物騒な音を鳴らさないでくれ。