「はじめまして!毎日飲んだ暮れ男子jun manと申します。どんな相談にもずばり答えていただけるという噂を聞きつけ電話させていただきました。 スパゲティ先生はいらっしゃいますか?」

「はい。少々お待ちください。」

いったん受話器を置き、先生を呼んだ。

「スパゲティ先生―!依頼人です。あ!子羊からです。先生を指定されています。」

すると、ハッとしたようにウーロンさんが一言。

「ハルマキン!ダメよ!先生の指定はできないの!」

え・・・そうなの??
依頼ごとに先生を選ぶのが私の役割とか言ってなかったっけ?

「とにかく先生の指定はできないってハッキリ子羊に伝えて!で、スパゲティ先生に電話をつないでちょうだい!」

はい。よくわからないけど、わかりました・・・

「申し訳ございませんが、先生の指定はできないことになっております。では、今からスパゲティ先生に電話をつなげます。」

受話器を置き、スパゲティ先生につないだ。

「お待たせしました。スパゲティと申します。スパゲッティでもスパゲティでもどちらで呼んでいただいても結構です。」